# OITA.md のコンセプト
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_2023/07/13_
## Web Site
https://oita.md
(md ドメイン高くて、プライムデー何も買えんかった…)
## Community
- [OITA.md | Peatix](https://oita-md.peatix.com/)
- [oita-md · GitHub](https://oita.md)
## Description
AI 時代に大切なものをあれこれ考えた時に、Markdown だ!という一つの解にたどり着いた。
ChatGPT 自体が Markdown をサポートしているというのもあるが、何より「人間にも AI にも読みやすい」ということが大きい。
Markdown 自体の利便性はここでは省略するとして、AI 時代になぜ Markdown が重要なのか説明する。
現在は ML (Machine Learning) が脚光を浴びているが、「意味を理解できない」という弱点がある。(それでもこれだけのことができるというのが驚くべきことではあるが)
将来的には Symbolic AI(記号表現に基づく AI)とを悪魔合体させた Neuro-symbolic AI の時代が来ると予想される。(というか、AGI に到達するにはそれしかないような…)
[Neuro-symbolic AI - Wikipedia](https://en.wikipedia.org/wiki/Neuro-symbolic_AI)
本来だと、Web 3.0 は Semantic Web が来るはずだったのだけどまだ間に合わなくて、Blockchain が version no. 3 を奪ってしまった。
まあ、あれやこれやに meta data をつけるというのはなかなか遠い道のりに思う。AI がやってくれそうな気がするけれど、意味を理解しない ML だけでどこまでできるのか。(LLM の動きを見るとできなくもなさそう?)
とにかく、そこで妥協案としての Markdown ですよ。
AI ビジネスマッチングでの研究で困ったのが、「AI でテキストを集めることはできるが、その中のどのワードが重要なのか?」が判別できないということ。
NLP(自然言語処理)を極めればなんとかなるのか?と、まずは TF-IDF による重要語の抽出を試みた。
これはこれで(副産物として)使えるけれども、ある程度の量の比較データを必要とする。
このあたりをスッキリ解決するわけではないけれども…
(ちゃんと書かれた)Markdown ドキュメントであれば、構造化されていると同時に見出しや強調したい文字、引用などの meta data がテキスト中に埋め込まれている。
plain text よりも記号的な情報量が多く、html ドキュメントよりも可読性に優れている。(人間にとっても AI にとっても)
(続きはそのうち書く)
## Markdown for Everyone
Markdown はその周辺ツールが充実している。
WYSWYG のようなエディタが、デスクトップ、 web、モバイル向けに提供されている。
それらは、PDF, HTML, Word 文章にコンバートするといった機能もあり、さらに web サイトを公開したりプレゼンスライドを作成することもできたりする。
そして、Markdown 形式で「ちゃんと」書くことで構造化された文章を作成することができるようになる。
つまり、ソフトウェアエンジニアだけではなく全職種にとって有益な記法だと言える。
そして、Markdown を基点として幅広いツールを利用するスキルを身につけることができる。
(コンサル職の人間も VSCode を使うべきだと思う)
(あと、Markdown を知っていたら Notion の文書編集も効率的になる)
これらを DX の一環としてクライアントにも取り入れてもらう。
- クライアント自身のデジタル化の推進
- コンサルトクライアントとの間のコミュニケーションコストの削減
- 軽量なデータのやり取り
- 構造化されたテキストでのシンプルな情報伝達
## OITA.md とは
意外と Markdown に特化したコミュニティは少ないようなので、AI 活用時代に新たに立ち上げる。
まずは、大分で。
- 社内プロジェクトではなく、誰でも参加できるコミュニティとする
- コミュニティメンバーには NFT もしくは MDC (Markdown Coin) が配布される
- 保有していればメンバー限定 Discord サーバーにアクセスできる)
- イジゲングループはスポンサー
- まずは、第1回イベントの場所提供
- 大分市(大分県)に掛け合って「Markdown City Oita」構想を立ち上げてもらう
- お金出してもらう
- 担当:鶴岡