# 見立ての手法 :日本的空間の読解
> 対象に対して新たに投げかける視線によって、対象が逆に姿を変える。その挙句に送り返されてくる視線によって、こちら側も強制的に変更をせまられる。そんな視線の交錯を編集することを読解とよぶ
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めざましい設計活動を展開する国際的建築家・磯崎新の建築論集。本巻は、日本人建築家の作家論、あるいは都市論・庭園論をとおして、日本的空間または日本文化を論じたユニークな評論集である。
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目次
第一部 ま
間—日本の時空間/領域の横断の展覧会/「間」表現の典型としての日本の庭園
第二部 かつら
桂—その両義的な空間/石元泰博の「桂」——新しい読解装置/桂——「間」の立ち現われ
第三部 にわ
世界観模型としての庭——「うみ」のメタフォア/見立ての手法/城壁のない都市
第四部 ゆか
ユカの現象学/エフェメラの美/能の舞台空間/能舞台の枠組み/舞台構成・雅楽と声のための〈東京一九八五〉/虚譜の舞台/中心とのスタンス、そして力/シノラマニッポン二十五帖
第五部 や
正息としての建築——白井晟一論/様式の併立——堀口捨己論/技芸の伝承——大江宏論
第六部 かげろひ
新都庁舎コンペをめぐって/現代日本美術の袋小路/「エフェメラ」としての日本の都市/ポストモダンの行方/開港した日本の建築/七人の波/廃墟論
あとがき
初出一覧
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[[見立て]]