# ら抜き言葉
[文化庁 | 国語施策・日本語教育 | 国語施策情報 | 第20期国語審議会 | 新しい時代に応じた国語施策について(審議経過報告) | I 言葉遣いに関すること](https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kakuki/20/tosin03/09.html)
- 言葉の世界では昭和初期から現れ,戦後更に増加したものである
- 受身・自発・尊敬(「見られる」)と区別することは合理的であり,五段活用の動詞(例:「読む」) における可能動詞(「読める」)と同様に可能動詞形と認めようとする考え方
- 「ら抜き言葉」の増加は可能表現の体系的な変化であり,話し言葉では認めてもよいのではないかという考え方
- 書き言葉においても分野によってはその使用例が報告されている
- しかしながら,この言い方は現時点ではなお共通語においては誤りとされ,少なくとも新聞等ではほとんど用いられていない
[「見れる・見られる」「来れる・来られる」のように複数の言い方があるのはなぜですか - ことばの疑問 - ことば研究館 | 国立国語研究所](https://kotobaken.jp/qa/yokuaru/qa-216/)